Web Componentsウェブコンポーネント
Web Componentsは、再利用可能なカスタム要素を作成し、Webアプリの中で利用するためのWeb標準技術です。Web Componentsは主に以下の3つの技術から成り立っています。
- カスタム要素: 独自のHTMLタグを作成し、その振る舞いをJavaScriptのクラスとして定義します。
- Shadow DOM: カスタム要素の内部構造とスタイルを外部から隔離することで、カスタム要素のスタイルや振る舞いが外部のHTMLに影響を与えず、またその逆もないようにします。
- HTMLテンプレート(HTML Templates):
<template>
タグと<slot>
タグを使用して、再利用可能なテンプレートを作成します。これらはブラウザによってレンダリングされることなく、必要に応じてJavaScriptで利用できます。
Web Componentsは、純粋なHTMLとCSSおよびJavaScriptを使用してカスタム要素を作成するため、ReactやVueなどのフレームワークとも互換性があります。また、Web Componentsを使用することで、異なるプロジェクト間でコンポーネントを共有し、再利用することが容易になります。