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ちょっと株式会社の給与の話をします

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ちょっと株式会社の給与の話をします

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はい、皆様お疲れさまです。CTO兼人事やってますshinoyuです(`・ω・´)

本日はですね。表題の件についてお話したいと思います。社内の給与全部見せます!!ってことで「社長だしていいっすか?本当に出しますよ、いいっすか?」と念押した上で始まります今回の記事です。

さて全公開するわけですが、正直弊社そこまで水準に自信ありません。2022年1月現時点、平均年齢30.1歳で、平均年収472万です。これだけみても他社と比較してそれほど高く出しているわけではなく、市場的な平均とうちの利益で出せるところ折衷したものなのです。もっと安定して売上出せる体制が整ったら水準上げたいと思ってるんですがね(´・ω・`)

ずっと人足りないといって募集している側ですので、情報はフェアに公開するのが筋でしょう。特に給与なんて転職判断するところに一番影響のあるところです。もしこの水準でもお手伝いしたい!!という方がいればぜひカジュアル面談からさせて頂ければと思いますので、お気軽にご連絡くださいませ!

なお、弊社の会社文化や採用したい人については、長くなりそうだったので別途私のNoteの方に記事上げてます。興味がある人はそちらも見て頂ければー。

始める前の前提知識

給与の話をする前に、皆様に前提知識を共有させていただきます。会社の組織や、どのような評価制度を運用しているかの情報が合ったほうが、給与見た時に味わい深くなるかと思います。え?いらない?そういわず見ていってくださいよ(´・ω・`)

それでも結論だけみたいって人は最後の見出しまでスクロールしてね。

3つの前提知識あります。それぞれ解説していきます。

  1. 会社組織
  2. 評価制度
  3. 評価項目

会社組織

まず、弊社の組織について。現状こんな感じになっています。


小さくて見づらいんですが、弊社は大きく2つの事業があります。受託事業部と、自社プロダクトを主に扱うスタートアップ事業部です。
社内のディレクター・デザイナー・エンジニアは皆、受託事業部の中にある職能ごとのユニットという単位で所属しています。実際の案件に当たるときは、職能ユニットからメンバーを出して、プロジェクトごとの単位で仕事をします。いわゆる職能縦串、実務横串スタイルです。

スタートアップ事業部は現在専任のメンバーは私と社長ですね。あとは外部の業務委託の方に手伝ってもらっています。開発で人手が必要になったら、受託事業部にいるメンバーに手伝ってもらうという形で開発を進めております。

評価制度

次に評価制度のお話をしよう。弊社ではグレードステージという概念で評価をしています。給与はこのグレードとステージによって決まっている。そういうスタイルです。まず、グレードについてですね。弊社では現状4つのグレードを定義しています。

アシスタント

いわゆる半人前。見習いのグレードです。弊社では基本的に未経験のエンジニア・デザイナーは採用していないんですが、今はスキル足りてないけどこの人なら将来的に活躍してくれそうだという方がこのグレードに該当します。

  • 指示/指導を受けながら業務を遂行し、所々の問題を解決できる
  • 自らの業務領域について、業務改善や課題解決の提案をする
  • プロジェクトのメンバーとして参加し、開発、テストを任せることができる
  • 比較的平易な難易度のお客様のお問い合わせや不具合対応の解決を任せることができる

アソシエイト

いわゆる一人前のグレードです。2−4年程度相当の実務経験がある人がここに該当します。アシスタントをサポートしながら実務をこなしていくことが期待されています。

  • プロジェクトの開発者として参加し、開発、テスト、リリースを1人で任せることができる。
  • アシスタントの指導/育成ができる
  • 所属チームの業務について、業務改善や課題解決の提案および実行する
  • お客様問い合わせや不具合について、解決を任せることができる
  • 本番運用の安定性実現のための障害対応、高負荷対応のオペレーションに参加できる

シニア

アソシエイトを複数人束ねてチームとして引っ張るリーダーのグレードです。5年程度の実務経験とスキルがあればここに該当します。弊社に入社した社員は、まずはシニアグレードまで上がることを目標にしてもらってます。チームマネジメント、もしくは技術でチーム全体引っ張ることを主に担当してもらうことになります。

  • プロジェクトの責任者としてメンバーをリードすることができる (責任者とは主にプロジェクト中の設計やレビューを主導する人)
  • プロジェクトの責任者として顧客対応に従事し、顧客の求める仕様・品質を満たした成果物を提供するための良好なコミュニケーションが実現できる。
  • アシスタント、アソシエイトのメンバーに対する技術指導を日常的に任せられる
  • 自社中で求められているソースコード、プロダクト等の品質向上を自ら実現し、メンバーに広げることができる
  • 本番運用の安定性実現のため、障害対応、高負荷問題等を率先して発見、対応し解決に導ける
  • Webサービスを運営するエンジニアとしてPJと日常的な改善を並行して行うために、適切な段取り、スピード、クオリティを実現できる
  • 所属チームをリードする水準の事業成果を生む
  • 小規模な案件の見積もり・設計ができる

リード or マネージャー

部門を束ねて結果を出すことが課せられてる、今弊社で一番最高に設定されているグレードです。実務だけじゃなくてマネジメントや顧客折衝など、シニア以下メンバーが困った時に解決まで導くことを主に担当してもらうことになります。会社全体を技術面で引っ張る人をリード、ピープルマネージメントを主にメンバーが最大の成果を出せるようにサポートするのがマネージャーと定義しています。今は、CTOやCDO、VPoEがこのグレードに属しています。

  • 職種全体の課題解決に影響力を持つ。同職種における社内比較で高い専門性や課題解決能力を有し、同職能メンバーの管理と指導ができる
  • 事業・部門の責任者として、各々で発生した問題の解決に向けて主体的に行動し、適切な手段を用いて解決に導くことができる
  • 難易度の高い技術課題やプロジェクトの開発の設計、改善について、見積もり、スケジュール通りの実現を任せることができる
  • 技術的負債の返済を自ら先導し、解決することができる。現状のソースコード、デザイン仕様、プロダクトについて、チーム内外に問わず品質向上を率先してリードできる
  • 常に稼働しているサービスに目を向けて、常に問題を解決し続けるサイクルを実現し、安定運用することができる
  • 自動テストやデプロイ改善等を通じて、デプロイ後の問題発見や運用中のサービス改善をリードできる
  • 一つの技術に依存せず、自分が関わる事業領域で求められる技術への適応力がある。開発言語、フロントエンドやサーバサイド、インフラなどの技術概念に囚われず、近接領域の技術を学び続けて問題解決に貢献できる


ここまでがグレードです。割とスタンダードな感じだと思います。みなさんの会社でもこういう運用になっているのではないでしょうか?

次にステージの説明ですね。ステージは1から3まで3段階あります。それぞれのグレードに対して、1、2、3と設定があり、1はそのグレードに成り立てのひよっこを示し、3はグレードに成熟して次のグレードを目指す立場を示します。この後に評価項目の話をするんですが、評価のタイミングごとにグレードとステージを見直しながら決められていきます。

評価項目

前提知識がだいぶ長くなってしまってますが、これが最後です、頑張って。というところで評価項目。

グレードごとに、身につけておくべきスキルが定義されておりまして、このスキルをどれだけ獲得したかで、その人のグレードとステージが決まります。スキルは4つのカテゴリに分かれておりまして、ビジネスエンジニアリングデザインホスピタリティとあります。
ちなみにエンジニアがデザインとっても、デザイナーがエンジニアリングとってもOKな形にしています。ホスピタリティだけちょっと馴染みないかもしれませんが、弊社では他のメンバーを助けることを推奨し評価しているので、こういう思いやり的なスキルを評価項目に設定します。

まだ確定してないところがあるのでアシスタントの一部だけ抜粋しますが、

  • [ビジネス]わからないこと、困ったことに悩んでいるとき、すぐに上位者に相談をすることができている
  • [ビジネス]Gitの使い方を最低限理解して、利用できている
  • [エンジニアリング]1つ以上のプログラミング言語を用いて、上位者の指導の元開発することができる
  • [ビジネス]文章を書く際、5W1Hを意識している
  • [ホスピタリティ]業務中、Slackでメンションをつけられた際、リプライやリアクションを用いて好意的に返信を行うことができている


という感じに各グレードごとに持っててほしいスキルを管理しています。(なお弊社はgitはバックオフィスを含めた全社員の必須スキルです)

このグレード毎の評価項目について、自身の職種に絡むスキル(エンジニアであればエンジニアリングスキル)とビジネスホスピタリティを含めたものを、当グレードの20%を埋めていればステージ1、50%を埋めていればステージ2、75%埋めていればステージ3としています。この辺の割合は調整中ですが...


そして、このステージが3になっていた上である条件を満たすと、グレード昇格のイベントが発生します。

それは、個人ごとに会社側から与えられるミッションにチャレンジし、その評価結果が良以上になっていること。これが条件になります。会社から与えられるミッションといっても、本人の目指すキャリアとやりたいことと、事業の方向性を合わせて、OKRの考え方で自主的に提示してもらうことにしています。

グレードが上がるということは実務で求められる責任が増えます。そこにはちゃんと成果を出すことができるか?で評価されます(´・ω・`) 自主的に決めた個人ミッションを乗り越えることができない人が、実務で結果を出せる可能性は低いわけでして...。こういう形で実績を作ってもらった上でグレード昇格は行われます。基本的には。

例外的に、大きな実績を上げたなど、すぐグレード上げた方が大きく活躍できる!と判断された場合に関して、この手の評価プロセスに限らずグレードアップすることはあります。ほんとに例外ですけど。

お待ちかねの給与の話

はい、前提知識というか前置き結構長くなっちゃいましたね。

ここから皆様お待ちかねの給与のお話です。グレードとステージによって決定されると書きました。その一覧です。ここに記載している金額が額面で、給与はこれを12等分で支払います。さて、役割と責任の割に安いと思うか高いと思うか。

アシスタント	
ステージ1 324万
ステージ2 348万
ステージ3 372万
アソシエイト
ステージ1 408万
ステージ2 444万
ステージ3 480万
シニア
ステージ1 528万
ステージ2 568万
ステージ3 600万
リード or マネージャー
ステージ1 600~700万
ステージ2 700~800万
ステージ3 800万〜(未定)


リード or マネージャーは持ってる役割とか責任に応じて多少の変動があります。
ちなみに参考程度に提示するCTOの私の年収。この表でのリード+ステージ2にあたるんですが、768万となっております。

年齢で給与を決めることは一切しません。評価されるのはスキルと能力のみ!年齢は関係ないのだ。若い人で未だに年功序列やってる会社に務めている場合は高くなるかと思います。

また、職種で給与を分けることもしてないです。デザイナー職の人もコレが適用されるので、もしこれより給与が少ないところで同じ責務を負われてる人がいればぜひカジュアル面談で話聞きに来てください!!

バックオフィスに関しては今は採用していないので決めてませんが、おそらく別軸の評価制度をつくって運用することになります。

あ、あと調整手当のことについてかいておかなきゃ。

調整手当について

転職時にあまりにも評価と前職場の給与が乖離していた場合は、調整手当という形で考慮させていただいてます。が、会社の利益とかそのへんの兼ね合いもあり、いつまで適用されるかは状況によります。。。
コレばっかりは調整手当の支給が終わる前にグレード、ステージ頑張って上げる方向に努力してもらえればと(´・ω・`)

終わりに

はい、弊社の給与と評価の話でした。あくまで現状の話の給与。社長はみんなにイッセンマン配れる会社にしたいねーと言ってくれているので、安定して売上だすことができるようになるともっと上げられます。

これ公開するの正直どうなるかわからず、色々懸念するところありましたが、公開したことで転職中の方の参考にはなるかと思います。もしコレをみていいなと思った方、ぜひこちらからエントリーしていただくかTwitterまでご連絡頂ければと!!

https://herp.careers/v1/chot/

shinoyu

CTO兼人事なエンジニア

1986年生まれの35歳。組み込みからキャリアを始め、モバイルゲーム開発、ECサービス、広告系のエンジニア経験しつつ、プロダクトマネージャーやエンジニアマネージャー、人事、インサイドセールスなどをやっていたよくわからない生き物。 今は自社プロダクトの開発頑張りつつ、クリエイターが働きやすい会社組織をつくるのをやってます。

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