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ちょっと気になったデザイン 2022年6月

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ちょっと気になったデザイン 2022年6月

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こんにちは、ちょっと株式会社CDOの久保田です。

今月はかなり忙殺されてたからか、もう月末なの?状態です。
そんなジメジメバタバタな今月気になったデザインをピックアップしてみます。

カルビー『CRAFT Calbee』


ようやくコンビニで出逢えました。
随分前にCMで気になっていたまま忘れてましたね。見つけて即買いしました。

高級志向のポテチって最近流行っているんですかね。
ベーシックだった赤や黄色の派手ポップなパッケージを押し退け、黒や白ベースに小さめの文字のパッケージの方が多数並ぶようになったポテチコーナー。ちょっと雰囲気が変わってきた気がします。

そんな高級志向ポテチの『CRAFT Calbee』、そのパッケージの質感にグッときました。
クラフトって本来の語彙よりもイメージが先行しているワードなんですが、そのイメージに寄り添ったデザインテイストになっています。
敢えて粗めの画像を使ったり、手書き文字を使ったり、テクスチャや硬めのパッケージ素材で雰囲気を出してみたり。
そして「えらぶのは、やさしいほう。」と軽く挑戦的なタグライン。
もう袋を開封する前からすでに美味しい。(もちろん美味しいポテチでした)

あと公式サイトも面白いです。
スクロールに合わせてパッケージが完成されていくアイデアは凄い。
トータルで商品を企画開発されているんだなって思いました。

『恋は光』ポスタービジュアル


映画館で見かけたポスターとA4チラシです。
ほぼ毎週末は映画館に行って何か観ているんですが、この作品は守備範囲外というか、おじさんには厳しいというか・・・

このビジュアル、特に斬新なデザインってわけではないと思います。
マゼンタ&ブルーのカラーリングは若年層向けのビジュアルではよく見かけるし、カチッとハマったレイアウトのセンターにタイトルがどーーーーーん!ってのも珍しいものではありません。
左下の「恋を解く。」の句点を紙面からはみ出してカットしているのも、私も数えきれないくらいやったデザイナーあるあるな手法です。

紙面のど真ん中に鎮座するタイトルロゴ、調べてみると原作マンガのロゴを使ってないんですね。
これは作品を見れば理由が分かるのかもしれません。「光」の右上の点々とか意味ありげ。

何故か気になって、見掛けるたびに足を止めてしまう。自分でも理由は分かりません。
ただ改めてしっかり見ると、ものすごく丁寧に作られてるなって感じました。
カーニングのバランス、フォントのチョイス、統一感あるトリミングなどなど、デザイナーのこだわりがしっかり詰まった紙面だから足を止めて見ちゃうのかも。

おじさんには厳しいって書いたけど、人が少ない時間帯を狙って観てみようかな。。。

くろかねEB


随分前から見まくってるフォントなんですが、今月もよく見たなぁって感じながら、ここ最近増えてきてるのでは・・・って気がしたのでピックアップしてみました。

フォントワークスの契約フォント内に入っていて、個性的な可愛らしさを兼ね備えていながら、ゴツンと太めで存在感があるフォント。
「デザイン系」フォントの中では使いやすい部類だと思います。

ですが、かなりクセが強い・・・

そのクセの強さが個性的な印象を与えてくれて、ちょっと崩れた雰囲気を出すのに効果的なので、軽く笑いを取りたいワードなどのテロップとしては最適なのかもしれません。

このフォントの大きな弱点は「て」ですね。
テロップって文脈を瞬間的に読んじゃうものなので気にならないかもしれませんが、気になりだしたら止まりません。
どうしても「T」にしか読めない! これだけは受け付けられない!って声をよく聞きます。

「て」と「T」と「丁」を比較してみました。悪意はありません。
同じようなデザイン系「カラットUB」とベーシックなゴシック体「ロダンEB」を比較対象にしてみました。
くろかねEBのデザイン特性上、この3文字が似通ってしまうのは仕方ないです。おそらく作られたフォントデザイナーもかなり苦心されたことだろうと想像します。

くろかねEBは優れたデザイン系フォントです。無くなると困ります。
ですが、ここ数年テロップ類で使われまくっている現状には疑問を抱いています。
登場回数の多い文字「て&で」の判読性が担保できていない状況、そこに違和感を覚えている視聴者が少なくないって現状に気付いてほしいです。

個人的には「くろかねの評価を下げるような使い方するなよ!」って言いたいだけです。


・・・

あっという間に過ぎ去っていった6月、他にも既に公開停止されてますが、SNSで絶賛されてたスタバのイチゴなサイトとか好きでした。

そして締めの数行じゃなくて大いに語りたいのがDisny+で配信されてる『ミズ・マーベル』!!
ドラマの面白さはもちろんですが、ドラマの映像内のアニメーションというかデザインというか、とにかく凄い。
「そこが動いちゃうんだ?」「これ楽しい!」みたいなアイデアがたくさん盛り込まれていて、実写+アニメって映像手法がワンランク上がるんじゃないかなって思えるくらい凄い!

それでは。

くぼた

CDO

九州出身の関西育ちデザイナー。 広告系グラフィックデザインからキャリアスタートし、直近ではゲーム開発会社でUIデザインとマネジメントに従事。様々なデザインを多方向から携わってました。 仕事柄、デザインされたものには目を奪われます。コンセプトが明確なものが大好物です。

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